MECEとは
MECEとは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の頭文字を取った造語です。
直訳するとお互いに重複せず、全体として漏れがないという意味になります。
簡単に「漏れなく、ダブりなく」と言われることが多いです。
MECEはある事柄を重なりなく、漏れのない部分の集合体としてとらえることを意味しています。
複雑で大きな課題を、シンプルで小さな要素に細分化された状態がMECEです。
MECEに分類するための4つの切り口
1.対照的な概念で分類
対象となる事柄について対照的な概念を挙げて分解する手法です。
例えば「メリット↔デメリット」「量↔質」のような反対の概念に分けて分析する方法です。
2.要素で分解
全体像を把握したうえで全体を要素ごとに切り分けて考える方法です。
分解した要素をもとに分析したり、解決策を検討したりできるようになります。
3.時系列・ステップ分け
時系列または段階で分解していく方法です。
例えば「準備→実行→評価→改善」といったステップで分ける方法です。
4.因数分解
因数分解とは分析したい対象を計算式で表現し、それぞれの要素に分解していく方法です。
例えば売上を要素に分けるとき、「顧客単価×顧客数×購入頻度」という計算式で表すことができます。
MECEの注意点
MECEに分類するうえで注意しなけらばならないことがあります。
MECEに分析する目的を忘れない
MECEに分類することに意識がいってしまい、分類することで満足してしまうことがありますが、MECEは分類する手段であり、準備段階であることを忘れないようにしましょう。
要素に優先順位をつける
細かく要素に分解したときに、必要性や重要度が低い要素が出てきます。
MECEに分解しようとした目的に合わせて要素の優先順位を考えましょう。
必ず分類できるわけではない
すべての物事がMECEに分解できるわけではありません。
物事によっては境界があいまいなものや主観によって影響を受けるものがあります。


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