Contents
クリティカルシンキングとは
クリティカルシンキングとは、「物事を批判的に捉え、判断する」ことです。
日本語では「批判的思考」と訳されます。
これまでの流れや、習慣、状況などに影響されることなく、本質を見極めるのがクリティカルシンキングといえます。
クリティカルシンキングを身に付けるメリット
問題解決や意思決定の質が高まる
物事をそのまま受け入れている状態では、矛盾や漏れに気付かないケースもあります。
十分に検討しないまま進行してしまえば、防げたミスやトラブルが起きるかもしれません。
クリティカルシンキングは、多角的に物事を考察し、矛盾や漏れが出ないように深堀することによって、問題解決や意思決定の質が高まります。
新たなアイデアが出やすくなる
クリティカルシンキングを用いて、今までとは違う視点で考えていけば、新たなアイデアを生み出すチャンスがつかめます。
クリティカルシンキングでは、考え方や意見について疑問を投げかけ、批判的に考えていくことによって、新しい考え方や意見に気付くことができます。
クリティカルシンキングを用いることで、そのままでは、1つの対応策しかないと思っていた問題に、新しい解決法を示す可能性が出てきます。
新しい解決策が必ずしも最良の答えとは限りませんが、それぞれを比較することでより良い選択肢を選ぶことができるでしょう。
物事の本質を見極められるようになる
クリティカルシンキングは物事の本質を見極める思考プロセスでもあります。
「なぜこうなるのか」「本当に正しいのか」といった疑問を持つことで、主観的な意見ではなく、客観的な考えを持てるようになるからです。
また、実際には必要のない根拠やデータを取り除き、本当に重要な情報だけを取り出すことができます。
不要な情報を減らすことができれば、議論や意見を本質的なものへと近づけることが可能です。
無駄な情報をなくすことで、無駄な時間や労力をかけずに済みますし、多くの人を納得させられる考えを持つことができます。
クリティカルシンキングの考え方
クリティカルシンキングには押さえておくべき3つの基本的姿勢があります
- 目的は何かを常に意識する
- 自他の思考の癖があること前提に考える
- 問い続ける
1.目的は何かを常に意識する
クリティカルシンキングでは、何のために思考するのか事前に明確にしておくことが重要です。
これから思考を重ねていく問題に対して、目的であるゴールを明確に決めておかないと、部分的な検討で終わってしまったり、意味のない問題の検討を続けてしまったりすることになります。
目的を明確にしてから、検討をしていくようにしましょう。
2.自他の思考の癖があること前提に考える
人には、それぞれの価値観、思い込み、偏見など思考に関する暗黙のルールがあります。
自他ともに思考の癖を持っていることを頭に入れたうえでルールにとらわれることなく客観的な視点から思考を続けることが必要となります。
3.問い続ける
何のために思考をするのかという目的を設定し、そこに向かって考え続けることで、クリティカルシンキングは成熟度を増していきます。
変化の激しいビジネスの世界では、問題解決の先に、また新しい問題が見えてくることもあります。
客観的な思考を継続することで物事の本質を捉えながら先に進むことが可能になります。
クリティカルシンキングの手順
1.目標を明確にする
はじめに、どのような目標のためにクリティカルシンキングを行うのかを明確にします。
ゴールがはっきりしているほど、思考のブレや迷いが少なくなり、スムーズに進めることができます。
具体的には、「いつまでに」、「何を」、「どれくらい」の内容を設定しましょう。
2.現状を正確に把握する
次に、目標と現状の差を埋めるための課題を洗い出します。
現在の情報を示す情報に対して、クリティカルシンキングを用いることで現状把握の制度を高めます。
現状把握の精度は目標達成の可否を左右するので、慎重に行いましょう。
3.課題を洗い出す
続いて、目標と現状の差を埋めるための課題を洗い出します。
目標を明確化と、正確な現状把握ができていれば、難しくありません。
この際も、課題を正確に漏れ、抜けがなく把握するためにクリティカルシンキングを用います。
4.課題解決のための計画を立てる
最後に、洗い出した課題を解決するための計画を立てます。
計画を立てる際、立てた後、そして実行中においても、「本当にこれで目標を達成できるのか」を問い続けるのがクリティカルシンキングの実践です。。
常に意識して、目標を実現させましょう。


コメント