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マインドフルネスとは
マインドフルネスとは、簡単にいえば「過去や未来ではなく、今、この瞬間に意識を向ける」という考え方です。
マインドフルネスは仏教に由来しており、その語源はパーリ語の仏教用語のサンマ・サティのサティの英訳とされています。
サンマ・サティは「常に落ち着いた心の行動(状態)」を意味しています。
マインドフルネスのメリット
マインドフルネスのメリットとして以下のものが挙げられます。
- ストレスや不安、恐れの気持ちが軽減される
- 集中力が高まる
- よく眠れるようになる
- 記憶や判断力の向上
- 自分の感情をコントロールできる
ストレスや不安、恐れの気持ちが軽減される
マインドフルネスによって、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)の活動を抑えられ、ストレスや不安、恐れを軽減できます。
DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)とは、何も意識していないときなどに自動的に活性化する脳機能ネットワークのことを指します。
このDMNの活動性が高まっているときは、反芻、心配、自己評価で頭がいっぱいになっている状態です。
マインドフルネスにより、何も考えず、今この瞬間に意識を向けることでDMNの活動性が低くなり、ストレスや不安、恐れを軽減することができます。
集中力が高まる
マインドフルネスによって、雑念をなくすことによって、脳の働きを活性化させることによって集中力が高まります。
人間の脳は構造上集中しにくいようになっています。
この性質は原始時代の名残といわれていて、原始時代は外敵に襲われないように、常に周囲に注意を払う必要があったため、注意散漫な性質を備えるようになりました。
注意散漫な状態、つまりは雑念まみれの状態を解消することで目の前のことに集中することができます。
マインドフルネスによって、今、この瞬間に意識を向けることで雑念をなくす訓練になります。
雑念がなくなることで脳が活性化し、集中力が高まります。
よく眠れるようになる
マインドフルネスによって寝つきがよくなり、睡眠の質が良くなることが分かっています。
布団に入っても過去の失敗や未来の不安について考えてなかなか眠れないことはありませんか?
いろいろと考えてしまい、睡眠モードに入ることができません。
しかし、マインドフルネスによって今、この瞬間に意識を向けることによって、過去や未来についての考え事から離れて、眠りに向かう心の状態を作ることができます。
睡眠の質を高めるためには、昼間に活発に活動する交感神経が優位になっていた自律神経を、リラックスモードの副交感神経優位に切り替える必要があります。
マインドフルネスによって呼吸に集中することによって呼吸が自然と落ち着き、落ち着いた呼吸を通して、自律神経のバランスが整います。
これにより、深い睡眠に入りやすくなり、睡眠の質が向上します。
睡眠については別の記事でも書いているのでそちらを参考に指定ください。
記憶や判断力の向上
マインドフルネスを行うことで海馬の構造に変化が起こることが分かっています。
海馬は、記憶や学習、空間認識にかかわる脳の領域です。
マインドフルネスを行うことで海馬の灰白質が増大したことが研究で分かっています。
また、ストレスが高くかかっていくほど脳が記憶することを阻害することが分かっています。
マインドフルネスでストレスを軽減することによって脳の負担を減らし、結果として記憶力も向上します。
自分の感情をコントロールできる
マインドフルネスによって、脳の扁桃体という場所が小さくなるというデータがあります。
扁桃体は、怒りや不安などの感情が起こるとき活性化すると言われています。
マインドフルネスを続けることで扁桃体を抑制することができ、感情のコントロールがうまくなっていくということです。
また、マインドフルネスを続けることで、自分自身の感情や考えに気付きやすくなります。
自分の感情や考えに気付くことで自分を客観的にみる力が付き、感情のコントロールをしやすくなります。


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