ロジカルシンキングは、「論理的思考」や「論理的な考え方」を意味します。
ロジカルシンキングの考え方が広まったきっかけは2001年に照屋華子さんと岡田恵子さんが書かれた『ロジカル・シンキング』です。
この本は、コンサル会社であるマッキンゼーのエディターとして活躍している著者が、ロジカルコミュニケーションの新しい手法について述べたものです。
ロジカルコミュニケーションとは、相手に伝えたいことを整理し、わかりやすく伝える話し方のテクニックのことです。
このロジカルコミュニケーションを行う前段階としてロジカルシンキングが必要になってきます。
ロジカルシンキングのメリット
- コミュニケーション能力が身につく
- 分析能力が身につく
- 説得力が増す
- 理解力が高まる
- 足りない部分を補完できる
- 主体的に考える力が身につく
コミュニケーション能力が身につく
ロジカルシンキングを用いることで相手に伝えたいことを簡単にまとめて伝えることができます。
そうすることで相手に話が伝わらなかったり、長々と話を続けて時間を無駄にしてイラつかせたりすることがなくなります。
分析能力が身につく
ロジカルシンキングで論理的に考える癖がつくことで物事の全体を把握し、要点に分けてそのつながりを論理的に考えることができるため分析力がつきます。
説得力が増す
論理的に文章を考えることができるので筋の通った説明ができるようになります。
理解力が高まる
物事のつながりを意識して聞くことができるので理解力が高まります。
分からないところも仮説を立てて考えることができるようになることで、的確に質問することができ、理解を深めることができます。
足りない部分を補完できる
ロジカルシンキングでは相手の意見の要素を分けて考えることも重要になるため、相手の意見にどのような部分が足りてないのかを把握することができます。
その部分を補うことでより論理的な意見をかんがえることができます。
主体的に考える力が身につく
ロジカルシンキングでは仮説を立てて考えることが重要になるため、仮説を検証して実際はどうなのか考えることができます。
その過程において、「なぜそうなるのか」考える癖がつくことで主体的に考えることができるようになります。
ロジカルシンキングの手法
照屋華子さんと岡田恵子さんが書かれた『ロジカル・シンキング』によると、ロジカルシンキングをするための技術としてMECEとSo What?/WHY So?があります。
MECE
MECEとは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の頭文字を取った造語です。
直訳するとお互いに重複せず、全体として漏れがないという意味になります。
簡単に「漏れなく、ダブりなく」と言われることが多いです。
MECEはある事柄を重なりなく、漏れのない部分の集合体としてとらえることを意味しています。
複雑で大きな課題を、シンプルで小さな要素に細分化された状態がMECEです。
So What?/WHY So?
So What?/WHY So?とは話の中で「したがって」や「このように」などを使った前後の話に飛びがなく、結論と根拠、結論と方法のつながりを相手に簡単に理解してもらうための技術です。
So What?(だから何?)は手持ちの要素全体、もしくはグルーピングされた要素の中から、議論に対する結論として使えるエキスを抽出する作業です。
WHY So?(それはなぜ?)は要素の妥当性が手持ちの要素全体、もしくはグルーピングされた要素によって証明さえることを検証する作業です。

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